水曜日, 5月 14, 2008

Fedora9を極力最小構成でインストール

とりあえず、VMwareServer上にFedora9を最小構成で作ってみた。
そこで、色々あったことを覚書しときます。
まずは、普通にグラフィカルモードでインストールしていきます。

でもってここの画面で
  • はずせるチェックは外す
  • ソフトウェアの選択を『今すぐカスタマイズ』にする

Fedora9 インストールその1


ソフトウェア選択の画面ではついてるチェックを全て外す
Fedora9 インストールその2
なんとベースまで外せます!!

ちなみに139パッケージがインストールされます。

で、インストールを完了するとyumすら入ってないんです。

そこで、インストール媒体をmountします。
# mount -t iso9660 /dev/sr0 /mnt
mount: ブロックデバイス /dev/sr0 は書き込み禁止です、読込み専用でマウントします
# cd /mnt/Packages/

次にrpmコマンドで
  • DHCPクライアント
  • yum
をインストールします。

最初にyumの依存パッケージの数がFedora8のころに比べるとかなり多くなってた。。。
# rpm -Uvh yum-3.2.14-10.fc9.noarch.rpm \
> yum-metadata-parser-1.1.2-8.fc9.i386.rpm \
> python-iniparse-0.2.3-3.fc9.noarch.rpm \
> python-urlgrabber-3.0.0-6.fc9.noarch.rpm \
> libxml2-2.6.32-1.fc9.i386.rpm \
> pygpgme-0.1-8.fc9.i386.rpm gpgme-1.1.6-3.fc9.i386.rpm \
> gnupg2-2.0.9-1.fc9.i386.rpm libgpg-error-1.6-2.i386.rpm \
> dirmngr-1.0.1-2.fc9.i386.rpm libcurl-7.18.1-1.fc9.i386.rpm \
> libgcrypt-1.4.0-3.i386.rpm libksba-1.0.3-2.fc9.i386.rpm \
> pth-2.0.7-6.i386.rpm libusb-0.1.12-15.fc9.i386.rpm \
> pinentry-0.7.4-5.fc9.i386.rpm

なんじゃ?この量は。。。

ちなみにインストールしたrpmをリストアップしてみた。
  1. dhclient-4.0.0-14.fc9.i386.rpm
  2. yum-3.2.14-10.fc9.noarch.rpm
  3. yum-metadata-parser-1.1.2-8.fc9.i386.rpm
  4. python-iniparse-0.2.3-3.fc9.noarch.rpm
  5. python-urlgrabber-3.0.0-6.fc9.noarch.rpm
  6. libxml2-2.6.32-1.fc9.i386.rpm
  7. pygpgme-0.1-8.fc9.i386.rpm
  8. gpgme-1.1.6-3.fc9.i386.rpm
  9. gnupg2-2.0.9-1.fc9.i386.rpm
  10. libgpg-error-1.6-2.i386.rpm
  11. dirmngr-1.0.1-2.fc9.i386.rpm
  12. libcurl-7.18.1-1.fc9.i386.rpm
  13. libgcrypt-1.4.0-3.i386.rpm
  14. libksba-1.0.3-2.fc9.i386.rpm
  15. pth-2.0.7-6.i386.rpm
  16. libusb-0.1.12-15.fc9.i386.rpm
  17. pinentry-0.7.4-5.fc9.i386.rpm

ほんと多いな。。。

とりあえず、ここまでで基本的なインストールは完了です。

以下は僕がハマったところをメモ

whichコマンドが入ってなーい!! 今回の作業はFedora8でやってた方法と同じ手順を踏んでいる。
Fedora9ではwhichが標準では入ってなかった。。。
インストールはインストール媒体から行えば問題なしです。

dhclientコマンドが動かん!!
IP取得の為にdhcpclientコマンドを打てば・・・
と思っていたら問題発生です。。。
あれ?動かない??
# /sbin/dhclient
を実行するとエラーが。。。
指定されたスクリプトを見てみると
# dhclient デバイス名
としないと動かないらしい。

とりあえず、原因はわかったんで
# dhclient eth0
としてIPを取得することができました。

しかし、再起動後に動いてない。。。
仕方が無いので/etc/rc.localに
/sbin/dhclient eth0 & >> /var/log/dhclient-eth0.log &
と記述しました。
NFSについて
これは余談ですが、僕の環境では/homeディレクトリをnfsでVMwareServer上のマシンと共有しています。
当然、いちいちmountなんて打ちたくないので
/etc/fstabにあれこれ書き込んでいたんですが、
何故か自動マウントされないんです。。。

ここからはかなりLinuxの起動時の/etc/rc関連の起動順序が関係しているらしいのですが、IPを取得するのが/etc/rc.localに記述されている為にfstabが読み込まれる段階ではネットワークに繋がっていないために自動でマウントできないみたいです。
仕方が無いので、暫定的に今はrc.localのdhclientコマンドの後にmountコマンドを実行するようにしています。

何かいい方法はないもんですかね。。。
昨日はこれのおかげで今朝恐ろしく眠かった。。。

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